実例1:コスト重視のYoutube動画制作会社が、感動する企業PV制作に転換(現在進行中)

同社社長は、高校時代の修学旅行でハリウッドの丘の上に立った時に、「おれも将来、世界的な映画をつくる!そのために、またこの地に必ず戻ってくる!」ということを誓ったそうです。
その後、高校卒業したあとに、自分との約束を守り、渡米留学を実現。そして、その後動画制作会社を設立。いまも夢に向かって一歩づつ突き進んでいらっしゃいます。
また市場的にも、今後の5Gの展開や、またコロナ以降の巣ごもり消費などを背景に、Youtubeや動画プロモーションが注目を集めており、動画制作業界は活況で、事業も順調に立ち上がりを見せています。
しかしながら、競合会社の中には、AIなどのテクノロジーを活かし、圧倒的なコスト削減を実現している制作会社や、Youtubeマーケティングに特化し、視聴回数をあげるための制作会社などが登場しはじめており、今後の自社の事業領域をどこにするか悩んでいらっしゃいました。
そこで、今回のプログラムを通じて、思い出したのが、そもそもの自分自身の出発点。
「自分がやりたかったことは、映像を使って人を感動させること。」
これに気付き、単にコストを下げる動画制作会社ではなく、人を感動させる映画のような動画をつくる制作会社を目指すことに切り替えることに決めました。
まだ、大きな変化はこれからですが、この領域なら競合もいないし、何よりも自分自身がやりたかった映画づくりにつながっている。そんな想いをもっていただき、プログラムを終了いたしました。
当社でも期待している、これからの将来が楽しみな企業の1社です。
実例2:寿司屋経営者が、寿司居酒屋に転身し、売上改善(現在進行中)

住宅地隣接のちょっとした商店街の中にある寿司屋を30年以上経営している方からのご相談でした。
開店は1986年、その後バブル景気もあり、当時はめちゃくちゃ儲かったそうですが、最近は外食を地元でする人は珍しく、都心に求める方々が圧倒的に増え、ここ数年売上が低迷し、改善の見込みが立たない状況が続いていました。
そこで、経営者向けコーチングサービス「Strategic Executive Coaching®️」【個人セッション】を通じて、まずは、開業に至るまでの経緯や、どんな想いで事業を行っていたのか、仕事の中でどんなことに喜びを感じるのかをまず掘り下げていきました。
その結果分かったことは、以下のことでした。
- 自分自身は、青森からの「金の卵世代」として上京したが、学歴もなく、常にコンプレックスがあった
- しかし、寿司屋はカウンター越しで、どんなにすごいお客さんとも、対等な関係で話ができた
- 寿司は、ネタさえ良ければ誰でもうまい寿司はつくれるので、寿司そのものを褒められるよりも、「今日、大将と話をして元気をもらった」と言ってもらえた方が嬉しい
そこで、実は「寿司」というのは、きっかけでしかなく、本質はお客さんとのコミュニケーションにある、ということがわかりました。そこで、「寿司屋」という看板だと、ただでさえ少ない見込み客が、余計入りづらい。それであれば、初めてお客さんが、少しでも気軽に入店しやすいように、ということで、「寿司屋」から「すし居酒屋」へと少しだけ業態変更することを提案。
また、それにあわせて、お店のロゴを変更し、各種ツール類をご用意しました。


これにより、新規のお客さまの入店数が圧倒的に改善し、若い世代との交流も増え、大将が元気をあげ、また大将も元気をもらう、という好循環が生まれました。
●経営者向けコーチングサービス「Strategic Executive Coaching®️」【個人セッション】